2008年06月22日

秋葉原事件とリストラ

秋葉原で起きたものだから、成り行きでこちらのブログで追いかけちゃってるんだけど、問題がどんどん大きい話につながっていきます。

今日見つけた、このガテン系連帯(ユニオンの一種です)の分析が興味深かった。
http://jp.youtube.com/watch?v=FFCeapLpPnc
加藤容疑者は派遣先の関東自動車でリストラ対象となることを恐れていたわけだが、確かに考えてみれば、このリストラは一斉に工場で働く200人の派遣社員を中途解約で50人にするとか、かなーり大規模のものだった。(ついでにいえば、このリストラ自体、中途解約者には次の雇用先斡旋とか、法律上は一応取るべき措置がなされていた形跡がないらしい。)

関東自動車はトヨタの関連会社で、その生産ラインを担ってる。
ということは、かなりの確率で、そのリストラは関連会社であるトヨタが5月に発表した大規模コスト削減計画と結びついている可能性が高い(…というか、常識的に考えてそうだろうな)。

そして唐突に発表されたトヨタの方針自体は、元を辿れば、アメリカのサブプライムローン問題からくる世界同時不況、原油高、材料物資急騰など、今世界を襲ってる経済危機に端を発しているわけで。実際、この問題で危機感を強めている企業は多いはず。

…と、一気に国際的なレベルまで話が広がります。みえてくるのはまさにグローバリゼーション(ただし日本バージョン)の残酷。

すぐにはつながりがよくみえない要素の間に、補助線を引いて結びつけて一つの解釈を示してくれる、こういう作業は非常に評価したい。
少なくとも、隠れている(かもしれない)関係性を読む、というこのただ一点においては、ヤヲイも政治も変わらないw(ただし前者はファクトを必ずしも必要としないのが決定的な違いですが)。


そして思うけど、一企業で150人リストラって、正直、先進国基準(あ、ラテン系基準かな?)だと即日抗議行動とか工場封鎖とか起こってもおかしくないレベルだと思うんだよね…
どんだけみんな我慢させられてるんだ。



…こう思った後で、何の気はなしに、ちょっと前に流行ったJ-POPを聞いてみたら、「辛いのは君だけじゃない。頑張れば良くなるから、前を向いていこう」的な歌詞が耳について、苦かった。

その歌を急に嫌いになったわけではないけど、今日の気分的にはまだこういうのの方がいい(↓)

テレビの中に「真実」を読んでるヤツばかり だまされてるんだ 頭に来る

怒ってるよ だってこの世界はうちらのために作られてない

やつらは既得権益守るため 嘘っぱちの夢ばかり垂れ流しやがる

怒ってるよ だって世界がうちらのために作られてない

バビロンの都だけが肥え太っていく こっちは足下でのたれ死にそうだってのに

Keny Arkanaという女性ラッパーの"Rage"(怒り)より、歌詞部分訳。(ただし、自然な日本語になるようにかなり意訳してます…)
posted by サキオ at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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