2008年11月23日

中性的身体への夢?

結局、一度は起きたものの、微妙な体調だったので午前中寝倒してしまい、用事はキャンセル…。
しかしおかげですっかり元気になりました&おうちでだらだら遊んじゃってますよ。
半端な体調不良って、何か罪悪感があります(笑

部屋の掃除とか二次創作とかもやってますが、実は二、三週間前から、つい懐かしさのあまり妙なものにはまってたので、それもやってます。ちまちまだらだらと空いた時間に…。






きっかけは、最近お絵かきにはまってたのもあって、色々昔のことを思い出してたんです。

昔、十代の終わりから二十代の初めにかけて、ずっとある物語を考えてました。今から十年以上前の話です。
その主人公の設定が「未分化の両性具有」。
もう、まんま萩尾望都とか、竹宮恵子の世界です(笑
色々なものの影響をそのまんま取り入れてるんで、自分でも完全なオリジナルっていうよりは、1.5次創作くらいのつもりでした。
一人で空想して、思い付いた場面の絵を描いて遊んでいた。
鉛筆描きオンリーで300枚くらい描いてたと思います。

で、ほんっとに偶然なんですけど、ビジュアルが…某漫画の主人公と色的に近いんですよね…。金髪金色の瞳という設定でした。
ただし、ご覧になれば分かるように、今から思えば「これで主人公はムリでしょ〜」なキャラデザ。
…脇役顔なんです。基本的に。「主人公のよいサポーター」的な顔してます。

舞台は「一度滅びて、機械文明の多くを忘れた地球」なんですが、妙に古代や中世のシルクロードっぽい雰囲気で、趣味に走った感じの設定になってました。
(下の画像は当時の設定を元に今描き直したものです…当時の絵はかなり微妙なんで)

イスマエル1

こんな服装ですが、一応はバイオ系SFファンタジー…でした。
滅びた文明を受け継ぐ僅かな生き残りが地底深くの基地で生体実験をしてて、その実験の結果主人公が生まれ…という設定なんです。
なのでクローンとか人造人間、遺伝子操作とか、そういう語彙を沢山使って話を考えてました。しかもこの子はある軍事兵器の生体部品でもあるという設定だったので「シンクロ」と似た概念も出てきます。

なお、より正確には15−6歳で性別を選べる「未分化の両性具有」ということになってました。
上の画像の形態だとどちらにもまだ成熟してはいないんですが、とりあえずエロ方面は結構よりどりみどり、男とも女とも…ってことになる設定でした。

だけど、何故だか知らないんですが当時の私はすっごいバイオレンス好みで。
エロよりは流血場面を多く描いてました。
そもそも、主人公は生まれる前に始末されるはずが偶然助かった、という設定に始まり、一人で旅すればレイプされ、逆上して返り討ちで殺人を犯し、自分探しの旅をすれば現地の政治抗争に巻き込まれボロボロに。しかも主人公の生存に気づいた実の親(っていっても、実験室で作ったんですが)からはずっと命を狙われ続けるしで、戦ってばかりの思春期。

でもって最後には、一応ラスボスに当たるその親(地球外にいる設定)を倒しに行くため、男性化して宇宙船に乗って地球の外に飛び出していきます(w

イスマイル2

他の画像や詳しい設定(って誰が読むの、ですが)はこちらのページにあります(拙サイト、Le travestiのオリジナル画像部屋からつながってます。別窓で開きます)。

何でこんな話なんだ!って感じですが、いや、もうすっごいわかりやすいです。
精神分析の必要もないくらい、そのまんま当時のメンタリティが出てる作品世界で。
まず、私の世代は受験戦争が割と厳しくて、競争、競争で何かずっと戦ってる気分でした。あと、個人的な話ですが遠方に住む父親とかなり緊張関係にあった。だから宇宙船に乗って戦いに行きたかったわけです。何かに勝つために。


で、何故「中性身体」→「男性化」かっていう話なんですが、恐らく、それが当時の自分にとっての精神的リアルだったのだろうと思います。
憧れていたとか、性的な欲望というより…「一番感情移入しやすい主人公」を想定したらその形だったという気がする。私、「自分以外は宇宙人」な気分がすごく長い間抜けなかったタイプだったんですよ。十代の間は延々と、男にも女にもなれないような、そもそも人間なんですかワタシ?という自問自答の中に生きていました。今は中ニ病っていうの?これ?(でもセクシャリティの問題って定義の中に入ってたっけ?)

そして、この話の展開を見る限り、「夢」はむしろ男性化だったのでしょう。それは「この形になれば、不安を感じずに戦える」という感覚をもたらしてくれるもの、力の象徴だった。同時に、女性の身体に生まれたことで、既に何か非常なハンデを負っているような、漠然とした敗北感をもすり込まれていた気がします。

つまり、とにかく何故だか自分は戦うべき存在だと感じていて、精神はそれに順応しているのに、「女性」と呼ばれるこの私の肉体は、そのあり方にそぐわない扱いを受けている。そして、このような精神と肉体を併せ持ちながら自分の人生を生きようと外に出ると、容赦なく世界全体が敵になって襲いかかってくる…。
物語は、このような世界観の中に当時の私があったということを示しています。


今、これらの絵を見て(上の二つの画像は今のものですが)色々一人で懐かしく思ってます。こっぱずかしいってのは、まあ、あるけど、それよりは思い入れの方が勝つんで(笑)、とにかく時間が経ったなってのと、いやそれでも結構自分変わってないかも?という気持ちの両方がわきあがります。

つまりまあ、青かった…///という気分にはなるんですよ。ギスギスしててハリネズミみたいに臨戦態勢で。まだまだとんでもない甘ちゃんだったくせに。

だけど一方で、今でもキルア、カヲル、芦川美鶴のように、どちらかというと男と言うよりは中性的な少年に現を抜かしたり、更には鋼のエンヴィーに「両性具有」設定で萌えたりしてるわけで、この辺はもう、変わってないというか、当時の延長線上にある自分を感じます(笑

業が深いというか…



というわけで、連休らしい暇人ノスタルジー語りでした〜







posted by サキオ at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 萌え・セクシュアリティ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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