2009年07月10日

絵を描くって

今日通勤の途中にふと思ったこと。

絵を描くって、人間にとってどういう意味を持つんでしょうね。
もちろん人それぞれの回答があるのでしょうが。

芸術に詳しい知人に聞いた話で受け売りなんですが、人類の歴史の中では、芸術表現が発展してくる段階として、絵画よりは彫刻の方が先に来るのだそうです。
つまり原始的な社会ではまず立体表現が先にあって、そのあと文明の成熟に従い、二次元への投影である絵画という表現が現れる…と。

私はこの話聞いたとき、え、うそ、三次元の方が情報多いじゃん!難しいじゃん!二次元(絵)の方が簡単じゃん!という気がしたんですが、必ずしもそうではないらしい。
立体である外界の情報を立体で表現する方が、すぐに思い付くことなんだそうです。
例えば生活に必要な道具を作ってて、そこにちょっと遊び心を付け加えて飾りにするとか、そういうところから立体アートになってくる。

だけど洞窟の壁画のように、外界を絵という二次元情報に整理し直して表現するのは、更にもうちょっと違う努力が必要というか、とにかく生活の中からすぐには出てきづらいことらしいのですね。
特に昔は紙がないから、砂に絵を描いてもすぐ消えちゃうし、壁に絵の具を塗るのは時間がかかりますし…。
要は絵というのは本当に物質的にも精神的にも余裕がないと可能にならない。紙や絵の具のような便利な道具や、二次元に情報を処理し直す練習(つまりは絵の練習)などに時間をかけられる度合いが高くならないと現れない表現方法…ということなんだと思う。

話を元に戻すと、絵を描きたいっていう欲望があるということは、ある意味本当に人工的で頭を使う表現方法を好んでいるということでもあるのかなと思います。
また、絵を描くという行為は本当に、文明の積み重ねが生んできた様々な条件の上に成り立っていることなのだなとも思ったり。
(まあ、テクノロジーの恩恵という意味では、更にハイテクなパソコンやゲームなんかに比べて負けますけど。)

まあ、つらつら考えました。
ちょっとまとまってないけど。明日六時台起きなのでもう寝なきゃ。
夜中にこんなこと書いてる時点でちょっとお馬鹿さん…。




web拍手・掲示板に頂いたメッセージへの返信をさせていただきました。
遅くなってスイマセンでした…!
そしてありがとうございますm(_)m
posted by サキオ at 01:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>絵画よりは彫刻の方が先
確かにそうかもしれない!
子供って絵よりも立体で表現する方が先ですから。

文字も考えようによっては記号化された絵画と言えるでしょうし、絵ってやはり高等文化になるんじゃないでしょうかね。

省略された簡単なモノ(絵画)に慣れてしまったから、その前の段階の複雑なモノ(立体)を難しく感じる・・・
まるで「もう昭和の生活には戻れない」っていう感じ(笑)。
Posted by せがわ at 2009年07月11日 08:46
>「昭和の生活には…」

なるほどwww
確かに段階としては前ですが、色々複雑そうですよね〜。
これ面白いですw

そうか、子どもさんは立体で表現するのが先なんですか。
粘土とかのほうが早い感じなんですかね。

文字については、確かに漢字はモロにもとが絵ですもんね。そのあと抽象記号化してますが…。
やっぱり二次元にするってのはすごいことなんですね。

いやいや、楽しいコメントありがとうございます^^
Posted by 管理人 at 2009年07月12日 00:51
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