2009年10月10日

先週のハガレンFAアニメ「再会」感想+修正

前回からちょっと日があきました。


月曜にハガレンイベントがあるのですよね。

いやー行きたかった…でも今回は無理orz

先週録画してみれてなかったハガレンFAアニメ「再会」みました。
以下、ネタバレ&色々考えました感想。


追記)文章にかなり分かりにくい部分があったんで一部修正しました…すいません(汗


全体的に評判も高かったようですが、期待を裏切らず動きもよくて美しい作画の回でした。見応えはやはり最後の人体錬成→アルフォンスの肉体とのつかの間の邂逅シーンですかね。表情がとてもよかった。


・原作との違いとしては、血の池に転がる錬成陣に色がついているのが印象深かったです。そういえば実際の遺跡関連も、「もとは色がついていた」というものって多いらしいですよね。エジプトの神殿とか、砂色のレリーフのたぐいは結構そうらしい。
他方、クセルクセスに残っていた壁画は色がはげていました。とすると、グラトニーのおなかの中にあったから風化が抑えられたのか…と考えてしまいました。でも湿気とか微生物とかすごそうだけどなあ。

・原作にあった「雌雄同体」への言及がなくなっていました。「向かい合う二匹の竜は完全を表す」というわかりやすい説明になってましたね。錬成陣の説明他についても、耳で聞いてさらっとわかる形にセリフが色々工夫してあったのを感じました。エンヴィーの「木を切るのがかわいそうだからって、石炭を使うのをためらったりしないだろう。あれと同じさ。」というセリフとか。


「雌雄同体」については原作のこの部分から萌え妄想が爆発した(←)自分としては残念でしたが、同時にちょっと安心したのも事実。
「原作準拠」であるアニメがこの部分をとばしたことで、「あ、雌雄同体っていうネタは話の筋には関わらないんだな」とわかったと同時に、原作の方での位置づけがよくみえたからです。「雌雄同体」ネタはつまり「好きな人は自由に考えてくださいね。知ってればより理解が深まって楽しいですよ」というたぐいのものなんでしょう。だからこの先、エンビが偽の雌雄同体なのか云々はまず明らかになることはないだろうけど、否定されることもないはず。そしてこちらは、巨大化した姿やクリオネ型が八本足(二匹の竜の合わさった形?)であることだとか、クリオネが雌雄同体な生き物なことだとか、要素の一致を見つけてこちらは楽しむことが出来るんですね。

あと、今日の回でエドはエンヴィーの賢者の石を見てますが、そういえばエンヴィーこそは、エドに初めてその核となる賢者の石を見せてくれたホムンクルスなのですね(ラスト戦のときエドはいないので)。しかもその時「ずっと探してきた賢者の石だ」というエドのモノローグが入る。アニメを見てて改めてこのシーン印象に残りました。
エンヴィーという存在が、その身体のあり方やエンヴィー本人の願望も含め、あらゆる意味で「求めてやまないが、叶わない願望」の象徴のように思えたからです。

エドはここで「ずっと探していた賢者の石」の現実を目の当たりにして、もうろうとした意識の中でも、それが単純に追い求めることを許さないものだということを改めて実感している。既に母親を生き返らせることが出来ないことや、賢者の石の秘密はわかってるわけですが、形にしてその現実を見せつけられるっていうのは、これ大きいと思うんですよ。
 
そしていうまでもなくエンヴィー自体が「人間に嫉妬」してるという、何かを追い求めてるが満たされない、叶わない願望を抱えてるたぐいのキャラなわけで。
偽の雌雄同体説を採用すればこの辺はもっと重くなる。お父様の中にある「完全(雌雄同体的な何か)を目指してどちらにもなり損なった」部分を体現して生まれた存在ということにもなります。



そんな感じですが、このあとエンビの身体についてごちゃごちゃ考えてしまったので余計ついでにそれもつらつらと。

・巨大化したときの八本足のあの身体は二頭の竜の融合がうまくいっていない姿にも見える。竜の胎児(?)のような形としては安定して(融合して)存在できているのかもしれないが(クリオネ型)、いかにもあれは不完全な姿。
それすなわち、胎児の状態では「雌雄同体=完全」だけど成熟はできない。だから大きくなってるときはそれを無理矢理賢者の石で底上げしてパワーアップさせているが、クセルクセス人達の魂の部分をうまく融合して取り込むことが出来ずに、その部分がガン細胞みたいに生まれては消える人間の組織のようになってしまうという、不安定な形態しかとれない。

・では人間型はどうか?変身できるので物理的に厳密に考えなくてもいいという話もあるが、敢えて考えてみる。だけどリアルに細かく考えようとするとなかなか重い。
ある方がメールでおっしゃってたことでもありますが、身体的に生々しく考えるとすると、人間型の場合は非常にうまく融合してしまった男女の双生児みたいな状況で、第二次性徴がこないまま背だけ伸びてるみたいな感じかもしれない。
というのも、人間でもごく希に受精卵の段階で二卵性双生児が融合して一つの細胞になるという現象があるそうなのです。そうなった場合の胚を生物学用語では「キメラ」と呼ぶそうです。ただし大抵それらの胚はほとんど生まれることは出来ないそうですが。

しかしだとすると、エンヴィー自体が人間のキメラ的な存在だということになる。
いや、もっと考えれば、人間の魂をたくさん集めたホムンクルスは人間のキメラのようなものかもしれない…。
ハガレン世界ではスピリチュアルなものと物質的な問題がごっちゃになってるので、あまり生物学的なタームを使っても意味ないもしれないけど、遺伝情報(物質レベル)の問題を「魂の情報」と呼んでもいるので、あながちこの解釈は間違ってないかも??

・もしくは、エンヴィーの人間型については、クリオネや巨大型が「真の姿」であるのに対し、まさに願望の具現系というか「なりたかった五体満足で美しい姿」なのかもしれないという想定も出来る。そうなると性別は不明。そして何かとても切ない…(´;ω;`)


話戻すと、ホムンクルスが一種のキメラだとしたら、彼等がキメラ研究を繰り返していることとも何となく整合性はとれますね…。


posted by サキオ at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ハガレン考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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