2010年06月01日

読書のことなど

またあっという間に火曜日…。早い。
そして色々やるといって忘れていることなどがあるような…すいませ…(汗

話は変わりますが、某お方から貸して頂き、姫野カオルコさんの『桃』という小説を読み始めました(ありがとうございます)。
同時に頂いた漫画の方も拝読しましたが、まずは小説の話を…。



桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク (角川文庫)

姫野氏の小説でいつもなんかすごいなと思うのは女性、特に「少女」の描写でしょうか。
うまくいえないんですが、触れると切れそうな気がします。情熱や嫌悪を描くところでそう感じる。
あと自分には一生描写できなさそうな「他者」性を感じるともいうか…。ああそうか、こういうひともいるんだー、と驚くと同時に、説得力がある。確かにいるような手触りを感じる。そういう女性像。

すごい自分視点の感想ですが、中山可穂の描くビアン小説のネコ側の女性なんかに少し似てるような気もしなくないです。いや、違うかな。よくわからない。そのわからなさが似てる気がして…。
あの方もまた独特な女性像を描くんですよ。ま、彼女の場合は「そういう女が好きなんだろ!」というわかりやすい話ですがw
ちなみに主人公はタチ寄りで芸術家肌のビアン(=作者?)で、大抵人妻(ネコ)を好きになるという展開です。
そしてタチの性格は別にミステリアスじゃなくて、何かすごいわかりやすいw

忙しかったのもあり、小説は他にも色々読みっぱなしで同時進行のが多々あります。
あきらめちゃったのもありますが、今のところ「読む!」と意志が固いのは諏訪哲史『ロンバルディア遠景』、ゲーテ『ファイスト』(下巻)などです。あとハガレンの「暁の王子 黄昏の王子」ノベライズ版も読まなきゃ(汗


ロンバルディア遠景

諏訪氏の『ロンバルディア遠景』は「アツシ」という若い青年詩人が出てきて、それが中年の男性詩人と絡むのですが、すごくいい感じです。この小説もやはりある方に薦めていただいたのですが、こちらは最初から文章の密度が、すごい。ちょっとくらくらします。詩的で強烈にえろくて。
文体が独特で、何か入り込んじゃうと出たくないという感じの、快楽を感じるタイプの文章なんですね。だから逆に集中できるときでないと読みたくない感じがあります。忙しいときに読むと残念というか。だから3月くらいからちょっと読むのが止まってしまっています…。休暇中の暑い夏なんかに一気に読みたい。ひたりたい。そう思ってます。

ファウスト 第二部 新訳決定版 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

『ファウスト』は19世紀のドイツの文豪、ゲーテが書いたあの有名な戯曲です。手塚治虫がこの作品を好きだったようで、三回くらいパロって漫画化してるのでそれで私も話は知ってましたが、ハガレンにはまるようになってから気になりだしました。ていうのも、ハガレンの話はちょっとだけ『ファウスト』っぽいな、と思ったから。『ファウスト』では錬金術を彷彿とさせる術に長けたファウストという博士が出てきて、彼が悪魔と契約して若返ったり、恋に落ちたりするんですが、これから読む下巻では人造人間(ホムンクルス)を作ったりもするんです。
こちらの本についてはもともと時代が違うんで、あまり感情的には入り込まなくていいというか、移動中にちょっとずつ読める雰囲気です。でも止まってるけど…。

なんかいろいろあって、読みたくて、ホント時間足りないっす。


posted by サキオ at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ただの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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