2011年05月08日

ゴーレムと人造人間について

最近見かけてはまってしまって、いつか何かに使いたいのでメモ。
ゴーレムについて。

DQはじめ、さまざまなゲーム、アニメ、映画の怪物としても出てくるゴーレムの概念はとてもふるく、紀元前まで遡る。ユダヤ教で伝わるある伝承が言うには、

ラバは人間を造った。そしてその人間をゼイラ師に遣わせた。ゼイラ師はその男に語りかけたが、返事をえられなかった。そこでゼイラ師はその男に言った、「お前は魔術師の手によって造られたものだ。また塵に戻るのだ」と。

(バビロニア・タルムード、ネズィキーン巻、『サン・ヘドリン篇』より。紀元前から編集されてて6世紀頃に今の形になったらしい。日本語訳はこの本からとった。)


ホムンクルスがどうして塵になって消えるのかなあと思ってたんだけど、もとはユダヤキリスト教系の創世神話にある「人間は土(塵)から作られた」という原点に還るってことだったのかと改めて気づいた。つまり人間も人造人間も等しく塵=土から作られそれに還る。ただ違いは、人間は塵に還るのに時間を与えられるけど、人造人間はそうではないということ。
この違いは恐らく、魔術師は人間で、神ほど完璧に人間を作れていないことが関係してるのだろう(ちょっと関連する本を読み終わってないのでこれは斜め読みしての推測)。

ちなみに、もとにゴーレム伝承のたぐいがあったからこそ、魔術師が作る人造人間としての「ホムンクルス」のアイデアも出てきているようです。こちらは西洋キリスト教世界で、主に18世紀以降の文学などに出現。
そして、近現代になると、怪物だとか、五体満足に生まれることの出来ない巨大な胎児だとかのイメージとつながって、様々な怪奇物語やSFに関連する生き物たちを登場させているようです。

enbitan.jpgエンビたんはかわいさ世界トップ5に入る素敵なゴーレム (描きかけ画像でスイマセン)


posted by サキオ at 18:48| Comment(2) | TrackBack(0) | ただの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
エンヴィーはホムンクルスだよ
Posted by at 2012年05月06日 20:11
ゴーレム各家庭に一人くれ
Posted by at 2012年07月19日 21:57
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