2007年11月29日

漫画と小説

ちょっと前だけどこちらの記事を拝読して、ほほうと思いました。
「漫画描きと小説書きの間の見えない壁」
http://blog.livedoor.jp/umi0202/archives/51796130.html
いや、実はうpとほぼリアルタイムに読んでいたのですが、なんかかなり炎上してたので、すぐに取り上げるのはなあ、と感じてそのままになってたんです。

オンばかりで熱心にオフ活動をやったことがないので、まあ、自分には色々わかってないこと多いと思いますが…
漫画描きさんと小説書きさんが凄く別れてしまっているということもあるもんなんですね。むしろ知らなかった。交友関係がどっちかだけ、とかになったり。自分の周りでは、少なくともオンで遊んでる限りだとあまり垣根を感じなかったもので新鮮な驚きでした。オンだからかな?



漫画と小説どっちが大変かという、やや不毛な問いにについては…自分は今、サイトではほぼ小説書きと化しているんですが、多少漫画もトライした経験から次のように感じます。
まず、漫画の方が物理的な時間、場所、体力を削るのは明らかかと。
やっぱ、ちょっと忙しいと漫画は無理って感じる。自分の場合は画力の問題もありますが、それに加え、机の上を片付ける手間も、画材を広げる手間も、線を引いて腱鞘炎になるのも辛い。
ただ、その分読んでもらえる層は広いみたいと感じてます。苦労の分だけ見合う読者数はつく…気がする。一般的に。とりあえず、フィンフェイエロ漫画をちょろっと描いたとき(エロだからかもしれないけど)いつもと拍手の数が違いました(笑)

でも、じゃあ小説がイージーな仕事かというとそうではなくて、あれは物理的な手間はないし短時間ですむっちゃすむんですが、作業の精神的集中度はかなりという気がする。バイオリズムに影響されるというか、やってて精神的に追い込まれる感じがあるのは小説の方かなあ。漫画はそこまで情緒的に深く潜らないから、作業中に平常心が保てる気がします。絵や構図を計算する分、冷静さが求められる気もするし。他の方はまた違うご意見をお持ちだと思いますが…。
あと、自分の場合は、小説の方が漫画の場合よりも「論理的つじつまの合わなさ」みたいなののごまかしが効かない感じです。小説だと人間はこういう反応しないだろう、みたいなのが漫画より強く目立ってしまう。あと、一瞬の無言とか、そういう「間」の表現にえらい苦労します。
読者さんについては、小説の場合、漫画より多分全然数少ないと思いますが、敢えて読んでくださる方というのは、結構ものすごく深く(それこそ作者以上に)読みこんで下さっていたりして、拍手は少ないけど、結局感想を頂ける数は漫画の場合と同じくらいだったりもする。

そういうわけで、オンでちまちまやってる分には、あまり作り手として(自己)満足度に差はないですね、漫画でも小説でも、表現手段としては。
オフの場合だと、売れ方に多分だいぶ差が出るので、もっと色々感覚が変わってくるのかもしれませんが。
posted by サキオ at 18:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 腐女子・ヲタク論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も両方かきますが、自分の画力でまかなえないものを
小説にします。
できれば挿絵をたくさんいれて。
確かに小説本は売れないです。
それだから、売れたときはうれしいですね。
小説本は超小部数です(笑)
マンガの半分くらい・・・。
Posted by 篠原みさと at 2007年11月30日 09:31
半分という数字がすごく具体的です(笑)
なるほど…とても参考になります。
あと、イベント会場だと、立ち読みもあまり出来ないし余計に買いにくい感じはあるかなと思います。漫画だと表紙を見てある程度雰囲気がわかるわけですが、小説は表紙は絵師さん担当だったりして、小説の中身についての情報にはつながらないですしね…。
あと、手が追いつかない部分をカバーという感じは分かる気がします。映像化ってとにかく大変ですよね。
そういえば、漫画→アニメなんかも似たような手間の違いがありますね。

Posted by 管理人 at 2007年12月02日 01:11
はい小説オフ活動経験者でーす(苦笑)。

百合オンリーイベントに出たときに、マリみてであこがれの漫画を描かれる方がお隣で(汗。理由はわたしもその方も百合の原典にするには変わったものを原典として申し込んでいたからだと思われます)。お昼前に完売になっていらっしゃいました……。この日はあまり持ってこられなかったそうですが。お茶したかったのにさっさと帰宅なさってしまわれて寂しかっただけでなく帰宅後家族は「お隣は何で完売したかを考えてみなさいよ」と商魂逞しげな発言を(この方は漫画でわたしは小説だと言うと弟はあっさり納得したが)。

ガンダムWと百合は、非801でも小説書きのひとが多いジャンルでちょっと助かっています(言いかえれば競争相手も多いのだが)。

絵心がまったくないので辛いですわ。

まあこんな経験談でした。やっぱり同人は漫画が強いっすよ。
Posted by べにすずめ at 2007年12月02日 13:26
なるほど〜。
お昼前に完売ってすごいですね。

小説書きが多いジャンルがあるっていうのも頷ける気がします。
例えばエヴァなんか結構多そうな気が。
ただ、私は90年代エヴァ同人のオフをよく知らないので何も言いようがないのですが。
エヴァでは二次創作小説がネットでブレイクしてましたが、あれはオン特有の現象だったのかなあ、とふと気になりました。エヴァ二次小説の有名どころの方でオフのみっていう方はあまりおられなかったような。
…仮にそうだとすると、ジャンルによっては更に、オンとオフで若干違う文化が成り立っている可能性もありますね。

話がすこしそれましたが、貴重な体験談どうもありがとうございましたv
Posted by 管理人 at 2007年12月03日 03:48
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